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学校生活に困難を抱える子どもと家庭への支援体制の充実に向けた確認および提案

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年3月16日更新

ご投稿の内容

学校生活に困難を抱える子どもと家庭への支援体制の充実に向けた確認および提案(2026年3月3日)

先日はご丁寧なご返信をありがとうございました。町として前向きに検討されていることを心強く感じております。
そのうえで、実際に支援を利用した立場から、現状の仕組みについて確認させていただきたい点と、あわせて提案をお伝えいたします。
(1)町内機関の連携およびケース共有の仕組みについて
町からは、学校をはじめ関係機関が連携して対応しているとのご説明がありました。
しかしながら、実際には相談先が変わるたびに、これまでの経緯や支援状況を一から説明する必要があり、利用者としては連携が十分に機能している実感を持ちにくい状況でした。
また、案内内容と実際の体制に差異があったこともあり、最新情報が各部署で十分に共有されているのか疑問を感じたこともあります。
【確認事項】
・初回ヒアリング記録や支援経過を、家庭の同意を前提として町内機関(教育相談室・学校・学務課等)で共有する仕組みは現在整備されていますでしょうか。
・整備されている場合、その具体的な運用方法はどのようになっていますでしょうか。
【提案】
もし一元的な共有体制が整備されていないのであれば、教育相談室を不登校支援の中枢的役割として位置づけ、ケースを町内で一括把握できる仕組みの整備をご検討いただけないでしょうか。
利用者が何度も経緯を説明し直す負担を軽減することが、実質的な連携の強化につながると考えます。

(2)不登校期における心理的支援および相談体制について
不登校や行き渋りが長期化する中で、子ども本人だけでなく、支える保護者の心のケアも重要であると感じております。
特に、「子どもが外出も困難な段階」においては、本来であれば支援や心理的な支えがより必要になるにもかかわらず、外出が難しいことによって相談機会そのものから遠ざかってしまう場合もあるのではないかと思います。
不登校期には子どもが家庭内でも不安定になりやすく、保護者の様子に敏感になる傾向があります。保護者が電話で深刻な声で相談している姿を目にすることで、子どもが「自分のせいではないか」と受け止めてしまうこともあります。
そのため、子どもがそばにいる状況では、保護者が電話で不安や悩みを率直に話すこと自体が非常に難しいのが実情です。結果として相談そのものを控えてしまうこともあると考えます。
【確認事項】
・町では、不登校を含め、学校生活に不安を抱える子どもと保護者双方への心理面の支援について現在どのような体制で取り組まれていますでしょうか。
・外出が困難な段階にある家庭や、電話相談が難しい家庭への支援について、県のオンライン相談窓口のほかに、町独自の取り組みがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
【提案】
もし十分な体制が整備されていないのであれば、まずはオンライン(LINE・メール等)による公式な相談窓口を設け、必要に応じて対面・電話へ段階的につなぐ仕組みの整備を町でご検討いただけないでしょうか。
文字での相談という選択肢があることは、支援につながる重要な入り口になると考えます。
心のケアは必ずしも専門的なものではなく、まずは安心して話を聞いてもらえる場が町内にあること自体が、保護者にとって大きな支えになると感じております。
不登校や行き渋りを学校や教育相談室、学務課が把握した段階で、町内および県内に既にある支援制度について、早期に体系的な案内を行う仕組みを整えることも有効ではないでしょうか。
支援制度は存在していても、利用者側が十分に把握できていない場合があります。初期段階で選択肢を明確に提示することで、支援につながるまでの時間を短縮できる可能性があると考えます。

本件について、現状および今後の方向性について具体的にご回答いただけましたら幸いです。

町の回答

【回答】学務課

3月3日投稿の町民の声に回答いたします。
学校生活に困難を抱える子どもと家庭への支援体制について、前向きなご提案をいただき、ありがとうございます。投稿内容にあった、「確認事項」と「提案」について、回答いたします。

●確認事項「ヒアリング記録や支援経過を、町内機関で共有する仕組みの整備状況」

現在、町内機関(町教育相談室、学校、学務課指導室)における情報共有の体制は、次の(1)~(4)のとおりに行われています。
(1) 町教育相談室から学校へは、その学校に在籍する児童生徒が相談室を利用した場合、日ごとに相談員が学校に電話等で利用状況を伝えています。
(2) 町教育相談室から学務課指導室へは、町内8つの小・中学校に在籍する児童生徒の利用状況を、定期的に文書等で報告しています。
(3) 町教育相談室と学務課指導室で学校を訪問(生徒指導訪問)した際に、3者で情報交換等を行っています。
(4) 緊急を要する事案(自殺をほのめかす等)は、把握し次第、学務課指導室へ連絡するようになっています。

町教育相談室からの報告は、利用した児童生徒または保護者の氏名と、利用した日時が中心であり、相談内容などの詳細までは含まれておりません。1つ1つの相談内容を詳細に報告すると、報告業務が膨大な量となり、相談員の勤務時間内で対応しきれなくなります。そのため、緊急を要する事案を除き、通常の相談内容については「必要に応じての情報交換」として対応しております。
よって「相談先が変わるたびに、これまでの経緯や支援状況を一から説明する必要がある」と感じていらっしゃるのは、ご指摘の通りであると思います。
また、このことについては、各相談機関における相談業務では、先入観や思い込みをできるだけなくし、客観的及び多面的・多角的に状況を把握できるよう、相談者から「まずはひととおり、状況や悩み等をお話ししていただき、じっくりと傾聴する」ことを原則としております。もし仮に、事前にある程度相談内容を把握していた場合でも、原則として相談者からの「生の声」を傾聴することから相談業務を開始いたします。この点につきまして、ご理解いただけますと幸いです。

●提案「教育相談室を中枢的役割として位置付け、ケースを町内で一括把握できる仕組みの整備」

改めて、今回のご提案は大切な視点であると認識しております。上述の現状や課題を踏まえつつ、ご提案の形に少しでも近づけるよう、町として体制整備に努めてまいりたいと考えております。
最後に、改めて貴殿の日頃からのご苦労、ご心労をお察しいたします。町教育相談室及び学務課指導室では、町民の皆様からのご相談を随時受け付けておりますので、どうぞ日頃の悩み等もお気軽にご相談ください。
よろしくお願い申しあげます。
学務課指導室 0178-56-4258


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