県立高校の給食制度
町民から寄せられた声
県立高校の給食制度(2025年2月2日)
県立高校での給食提供にてご質問させて下さい。
近年ではおいらせ町に限らず全国で少子化の懸念されていますね。
おいらせ町でも給食の無料化から始まり、医療費の助成、児童館の無償など様々な取り組みをされ、子育て世帯からすると感謝しかありません。
しかし、小学校、中学校、高校と年齢が上がる毎に対策は薄くなっていくように感じます。
子供を産んでもらえさえすれば…感が否めません。
おいらせ町はまだ他の市町村ほど人口減少はしていないのかもしれません。
でも、その割には百石高校への進学率はどうでしょう?
年々受験率は低下、なんとか調理科の皆さんの頑張りで知名度はあるものの、失礼ながら、親目線から見ても受験させたいと思う要素が見当たりません。
そんな中青森県では、2023年4月から青森県立三戸高等学校で給食スタイルの昼食が提供開始したようですね。
決して、給食があるからと言って受験率が高くなるとは限りませんが
この共働きが当たり前の世の中で給食制度というのは選択肢の1つにはなるのではないでしょうか?
子供を増やしたら終わり…ではなく、地域の学校の活性化も取り組んで頂けないでしょうか?
地元の者として、地元の学校がなくなってしまう未来は悲しいので…
ご検討よろしくお願い致します。
町の回答
【回答】政策推進課
2月2日に投稿された町民の声に回答いたします。
青森県立百石高等学校に対するご提案ありがとうございます。今回の内容は高校の活性化に向けた取り組みの1つとして学校に伝えます。
町としても百石高校にはいちょうマラソンや子ども食堂の運営ボランティア、町の魅力発信のための動画制作事業など様々な活動に参加、協力いただき、地域の大きな活力になっていると考えています。
しかしながら、昨今のコロナ禍や調理クラブの部員不足といった活動制限により、高校生レストランの休止など地域に接する機会が減り、高校の特色が伝わりにくくなったことや、生徒とその保護者にとって卒業後の進路の実現性などに対する理解が得にくくなったことが受験者数減少の要因として推察しています。
そのため、町では百石高校へ学力向上支援を始めとした補助金の交付や、会議体の形成などの連携をとりながら、生徒が希望する進路を実現できる環境を整えることで百石高校の魅力アップが図られるように様々な施策の実施、検討を行っています。
今後も百石高校の魅力アップにつながるご提案等がありましたら、政策推進課までお知らせください。
また、現在、百石高校生の昼食は、同校食物調理科卒業生が運営する学生食堂の利用や、食物調理科の生徒が調理した料理を食べる機会などがあり、持参した弁当以外の選択肢もある状況です。