「高額療養費制度の適正な運用、支給申請の手続きの簡素化・自動振込の促進依頼」に対する町の回答を精査しました
ご投稿の内容
「高額療養費制度の適正な運用、支給申請の手続きの簡素化・自動振込の促進依頼」に対する町の回答を精査しました(2024年6月13日)
「高額療養費制度の適正な運用、支給申請の手続きの簡素化・自動振込の促進依頼」に対する町の回答を精査しました
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高額療養費制度の適正な運用、支給申請の手続きの簡素化・自動振込の促進依頼(2023年4月10日)
に対し 2023年4月19日 に回答を頂きました。
前回の回答HP URL:https://www.town.oirase.aomori.jp/site/voice/kougakuiryouhiseidonotekiseinaunyou.html
********** 前回の回答 を抜粋して以下に示す:
町の回答 【回答】町民課
4月9日に投稿された町民の声に回答いたします。
この度は、国民健康保険高額療養費手続きに関するご提案をいただきありがとうございます。手続きの簡素化がなされれば、申請者の負担軽減やさらに事務処理の効率化につながると思われますので、内容を確認し前向きに検討させていただきます。
4-(1)及び (2)
ご要望いただいたとおり、国が示すように高額療養費申請手続きが簡素化されれば、申請者のご負担軽減やさらに事務処理の効率化につながると思われますので、前向きに検討させていただきます。なお、自動振込や領収書が不要となる具体的な時期につきましては、現在検討中でございます。開始する際には、町広報紙やホームページにてお知らせさせていただきますのでご了承ください。
***************************************** 今回の町民の声
以上の回答を踏まえ、今回、下記を確認します。
[1] 前回、要望に対し、非常に前向きな回答をもらい、1年以上経過しました。
この間の進捗状況、達成計画・目標値等に関しあらためて確認します。
[1.1] 県内の動向
前回の要望時には、青森県内で自動振込に対応している自治体はWEB検索では見つけることが出来ませんでした。
しかし、現時点では、下記4自治体が自動振込に対応しているようです。
(1)鰺ヶ沢町: 国民健康保険では対象となる被保険者の負担の軽減を目的に、令和5年3月診療分(令和5年4月審査分)から、原則、全ての被保険者の高額療養費に関する支給申請手続きを簡素化することになりました。
(2)つがる市: 高額療養費支給申請手続きの簡素化が始まりました 更新日:2023年09月19日
(3)平川市: 令和5年1月診療分からは、「支給申請手続き簡素化」の手続きをすることで、次回以降の申請が不要となり、支給決定後に指定された口座に自動振り込みとなります。
(4)六ヶ所村: 令和4年1月診療分から以下の対象世帯については、支給申請簡素化の手続きをすることで、次回以降の申請が不要となり、高額療養費は指定された世帯主名義の口座に自動振り込みとなります。
[1.2]おいらせ町における自動振込に対する、下記事項にお答えください。
(1) 現在の進捗状況?
(2) 広報紙やホームページにてのお知らせの状況?
(3) 今後の達成に向けた施策とその計画、達成時期の目標等?
(4) 計画推進に向けた取組事業とその予算化の状況?
(5) 達成した時点の事務処理等の効率化の目標値・見込み値等(年間○○時間の省力、コストの削減、とか)?
[1.3]住民への効果
いちいち役場に出向く必要が無くなり、高齢者にもやさしい施策となろう。
役場から遠い北部住民のメリットも非常に大きい。
早期の実現に期待する。
以上が、前回の回答を精査し、改めて確認・依頼する事項です。
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***************** 前回の投稿内容をHPから抜粋して以下に示す:
標記の件、国保・後期高齢者医療保険における高額療養費制度とその運用に関し、依頼と確認をします。
下記をご確認の上お答え下さい。
1.趣旨
高額療養費の支給に至る事務手続きが非常に煩雑で対応に苦慮してます。 改善を要望する。
更に、町民・行政に不要な負荷を課しており迅速な改善を要する。
国の法規程、厚労省の指針(通知)を踏まえた事務手続きを実施し、もって事務の簡素化、省力化、還付率100%達成に向けた改善を早急に実施することを要望する。 地方分権改革にも役立てる。
他の自治体の具体的な先進事例に見るように、これは容易に達成できる課題です。
また、早々に達成されるべき課題である。
主な具体的達成要望・目標:
A.高額療養費の支給申請は初回のみとし、2回目以降は自動振込とする。 全世代において。
B.Aの施策が実施されるまでは、申請に医療機関の領収書を不要とする。
C.町民に支給されるべき高額療養費の100%支給を達成する(制度の履行・コンプライアンス)。
2.理由
厚労省からの再三に渡る指針(通知)は、上記趣旨の事務改善・簡素化を求めている。
国の法規程に「領収書を提出する要件」がない。
厚労省通知平成28年12月20日等、5項(◆[厚労省通知1、2、3] 参照)。
これらの法規程、国の指針に対応し、前述の達成目標を既にクリアしている自治体が増えている。
事務手続きの簡素化の結果、町は大幅な事務量の削減の効果が得られ、支給すべき高額療養費を100%支給し、健全で適正な高額療養費制度の運営が出来る(コンプライアンスの達成)。
町民も手続きの簡素化・自動振込等により、申請の煩雑さ、申請忘れが防止でき、何より支給されるべき高額療養費を確実に受給できる。 支給時期も前倒しされる(迅速な対応)。
3.高額療養費制度の運用実態等の確認: 下記にお答えください。 ・・・・本項省略
4.具体的な改善・対策の要望
(1)自動振込の実施
申請は初回のみとし、2回目以降は自動振込とする。
おいらせ町は、国が示している事務手続きの簡素化はいつから実施しますか?
(2)暫定対策:先ずは医療機関の領収書を不要とする。 いつから実施しますか?
(1)申請時の添付書類(現状) ・・・本項以下省略
(2)医療機関の領収書: 現状必要不可欠な書類としているが、法規程及び厚労省・通知に基づき不要として下さい。 ・・・以下、省略
5.引用した厚労省の通知を抜粋して以下に示す。 ・・・本項、省略
6.他の自治体の 「高額療養費の申請手続きの簡素化・自動振込み」 の事例7件(抜粋)
・・・本項以下省略
以上。ご確認の上、ご回答ください。
************* 前回の回答:
町の回答 【回答】町民課
4月9日に投稿された町民の声に回答いたします。
この度は、国民健康保険高額療養費手続きに関するご提案をいただきありがとうございます。手続きの簡素化がなされれば、申請者の負担軽減やさらに事務処理の効率化につながると思われますので、内容を確認し前向きに検討させていただきます。
以下、各項目に対する回答となります。 ・・・本項一部省略
4-(1)及び (2)
ご要望いただいたとおり、国が示すように高額療養費申請手続きが簡素化されれば、申請者のご負担軽減やさらに事務処理の効率化につながると思われますので、前向きに検討させていただきます。なお、自動振込や領収書が不要となる具体的な時期につきましては、現在検討中でございます。開始する際には、町広報紙やホームページにてお知らせさせていただきますのでご了承ください。
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町の回答
【回答】町民課
6月13日に投稿された高額療養費申請手続きの簡素化についての町民の声に回答いたします。
(1) 現在の進捗状況?
申請簡素化に向けた第一段階として、関係規則を改正し、令和5年9月1日から高額療養費支給申請書への領収証の添付を原則不要といたしました。
令和6年6月14日現時点におきましては、「町国民健康保険高額療養費申請簡素化に関する要綱(案)」を作成済であり、本年7月または8月の施行に向けて準備を進めているところです。
(2) 広報紙やホームページにてのお知らせの状況?
簡素化の実施前につき、現段階ではお知らせしておりませんが、実施する際に広報及び町ホームページにて周知する予定です。なお、領収証の添付が不要となったことにつきましては、高額療養費支給申請の勧奨通知において対象者へお知らせしております。
(3) 今後の達成に向けた施策とその計画、達成時期の目標等?
現在は、簡素化の実施に向けて事務フローの確認を進めております。次回高額療養費の勧奨通知(7~8月実施予定)に合わせて簡素化の申請書を発送する計画で進めております。
(4) 計画推進に向けた取組事業とその予算化の状況?
令和5年9月1日から高額療養費支給申請書への領収書の添付を原則不要としたしました。令和6年6月14日時点で、町要綱(案)を作成しており、事務フローの確認を進めております。経費等については、特段予算化しておりません。
(5)達成した時点の事務処理等の効率化の目標値・見込み値等
( 年間○ ○ 時間の省力、コストの削減、とか) ?
効率化の目標値や見込み値等は特に試算しておりませんが、償還払い発生の都度窓口で申請いただく必要がなくなりますので、被保険者にとって大きな負担減となることが見込まれます。また、町におきましても窓口での受付や申請書処理、勧奨通知作業が大きく減ることが見込まれております。
高額療養費の償還払いは毎月120~150件程度発生しておりますが、この半数以上が申請不要になるものと予測しております。
(参考)
償還払い発生件数 R6年1月分(当月分) 138件
R6年2月分(当月分) 117件
R6年3月分(当月分) 146件