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0歳~2歳児までの保育料

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年6月27日更新

町民から寄せられた声

0歳~2歳児までの保育料(2024年6月13日)

近隣の階上町などが0歳から2歳児までの保育料無償化を進めています。
おいらせ町も、無償化などの支援の検討はないのでしょうか。

特に、幼稚園だと3歳になったときから無償化適用となりますが、保育園だと3歳になっても3号認定で無償化の適用とはなりません。
4月や5月生まれの子を持つ親は、1年間保育料を支払う必要があり、負担の差が大きいと感じています。
3号認定でも無償化や、1号認定に変えて延長保育の無償化、もしくは保育料を支払っている家庭に支援金などの対策を取っていただければ、大変ありがたいです。
ぜひ子育て支援事業として検討していただけないでしょうか。

町の回答

【回答】保健こども課

6月13日に投稿された町民の声に回答いたします。
子育て支援事業について、ご意見をいただきありがとうございます。

ご意見のありました「0歳から2歳までの保育料無償化」について、県内いくつかの市町村で予定しているとの報道があることは、当町でも確認しています。
また、保育料の無償化以外にも、「おむつ代の無償化」や「修学旅行費の無償化」などを実施する市町村もあるようです。
これらの無償化事業は、県が新たに実施する「青森県学校給食費無償化等子育て市町村交付金(以下「県交付金」)」を活用した取り組みの一環と認識しています。
この県交付金は、学校給食費の無償化を県内すべての市町村で実施するため創設されたもので、県交付金の上限額を設定し、学校給食費の無償化を実施していない市町村には10割の県交付金が交付される一方、当町のように既に学校給食費の無償化を実施している市町村には、物価高騰等による値上げ差額分など一部充当できる県交付金はあるものの、学校給食費に要する経費のほとんどを市町村負担で実施しなければならない制度となっています。
また、既に学校給食費の無償化を実施している市町村には、既に実施している子育て支援無償化事業以外に、新たな子育て支援無償化事業に取り組む場合、事業費の8割を県交付金で活用し、残り2割分を市町村が負担する事業もあり、「0歳から2歳までの保育料無償化」はこれを活用した取り組みだと思われます。

現在、県内17市町村で給食費無償化を実施していますが、その中でも当町は平成30年度に開始するなど県内でも先駆けて学校給食の無償化に取り組み、無償化に必要な費用約1億2千万円の財源は、町の様々な事業の統廃合などにより工面したもので、国や県の交付金や補助金がありません。さらに「子ども医療費の高校生まで無償化」、「保育料の上限額3万円」、「放課後児童クラブ利用料無償化」なども同様に限られた財源を工面し実施しています。

このように、既に当町では子育て支援事業へ多額の事業費を投入しており、今回県が実施する交付金制度で「(1)既に実施している学校給食費無償化分への県交付金の充当」や「(2)既に実施している子育て支援無償化事業への県交付金の充当」が認められ、それにより工面できる費用を、新たな子育て支援事業などの費用に充てられることも期待していたところでありますが、現時点では(1)、(2)ともに認められていません。この課題は子育て支援の無償化を先駆けて実施した市町村とそれ以外の市町村との不公平感があるのではないかということで、新聞紙上などで報道されているとおりです。

当町としては、ご意見をいただきました「0歳~2歳の保育料無償化」を実施する場合、新たに2割の町負担が発生することからも、現時点で実施することは予定していませんが、今後も限りある予算の中で引き続き子育て支援に取り組んでいきますので、ご理解いただけると幸いです。

なお、町社会教育・体育課では出前講座のメニューに「町の子育て支援について」を用意し、町内に在住、在勤、在学している5名以上で構成された団体・グループの皆さんがご利用いただけますので、町の子育て支援についてご興味があれば、ぜひご活用ください。

このたびは、貴重なご意見をいただきありがとうございました。


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