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おいらバスに車いす配備について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年2月16日更新

ご投稿の内容

おいらバスに車いす配備について(2024年2月8日)

おいらバスは車いすの搬送は出来るが、車いすがそもそも自宅に無く、また
社会福祉協議会にも貸し出しが無い為、骨折の疑いが有る父を搬送出来なかっ
たと家族から話しを聞き、おいらバスが車いすが有る方のみの搬送と知りました。

提案 おいらバスに車いすを備え町立病院など搬送出来る様改善すれば、利
用しやすくなり、町民の為になると思います。

利便性が向上すれば町の宣伝に有効と思います。

確認事項 災害、緊急の病院搬送用の貸し出し車いすの場所や個数の調査は実
施済みですか。

提案と確認事項の回答をお願いします。

町の回答

【回答】政策推進課、地域包括支援センター

2月8日に投稿された町民の声に回答いたします。

当町の「おいらバス」は、既存のコミュニティバス4路線を再編し、町民の
皆さんの町域内のより自由で快適な移動を実現するため、ドアツードア形式の
デマンド交通として令和4年度に運行開始いたしました。比較的足腰の不自
由なご高齢の方や車いすでの移動が必要な身体障がい者などの利用も想定し、
あらかじめ電動式のスライドステップ装備車両3台と昇降機能付きの車いす
仕様車両1台を運行させております。ただ、福祉(介護)タクシーや福祉関
係施設の送迎サービスで行われるような乗務員による乗降介助などのサービ
スは行うことができず、おいらバスを利用される場合には乗降介助などが必
要なお客様は別に介添人に同乗していただく必要がございます。

ご提案の「おいらバス」へ貸し出し用車いすを常時備え付けする輸送サービ
スについてですが、現在の運行体制においては、(1)利用者単独で利用した場
合に備え付けの車いすでの乗降介助ができないこと、(2)一般のタクシー運送
(貸切)とは異なる乗り合い旅客運送サービスであることによる予約時間運行を
する必要があることなどの点で、運行管理上の検討すべき課題があると考え
ております。また、仮に乗降介助に対応した運行サービスを実現する場合で
も、介護資格を有する乗務員の人員確保や運行費用において通常運賃とは別
にかかる介助サービス費用の設定をはじめ、公費で公共交通サービスを提供
する際における民間の交通事業者の理解と協力も必要となり、ご提案内容を
おいらバスの利便性の向上につなげることは難しく、すぐにはご希望に添え
そうにございません。

ご投稿にありました怪我をされた方(骨折の疑いのある方)の輸送に関して
は、緊急に病院へ搬送する必要性が高いと想定されるため、救急車による搬
送をお勧めします。

一方、緊急を要しない場合であれば、乗降介助サービスを伴う福祉(介護)
タクシーなどの方法をご検討いただければと思います。

続いて、確認事項としてお問い合わせいただいた内容についてですが、町では、
地域包括支援センターにおいて車いすを3台所有しています。この車いすは、
自宅において介護サービスの利用が整うまでの期間(およそ1か月程度)無料
で借りることができます。ただし、台数に制限があるため、使用したい日時に
他の利用者が借りている場合には借りることができません。タクシーなど一般
の公共交通機関を利用することが困難な要介護認定者や身体障がい者に向けた
リフトバス等による医療機関などへの外出支援サービスも実施しております。
事前の申し込みが必要ですが、車いすやストレッチャーの準備も可能で、町か
ら費用助成も行っています。詳しくは地域包括支援センター(☎0178-56-2132)
へお問い合わせください。

今後とも「おいらバス」のご利用にあたって、ご提案やお気づきの点がありま
したら、政策推進課(☎0178-56-4273)までご一報ください。


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