町民プールの安全対策について
ご投稿の内容
町民プールの安全対策について(2023年10月6日)
今年、初めて、下田公園の町民プールを利用させていただきました。
利用して気づいたことについてご意見させていただきます。
一言で言えば、安全対策がゆる過ぎると言うことです。
これまで事故がなかったから、これから先も事故はないだろうと、現状のままで運営してしまいがちです。
たぶん、来年のオープンも現状のままと思います。
私は、文科省(日本水泳連盟)の水泳指導員の資格の他、かつて、日本赤十字社の一般救急法、水上安全法
などの資格(適任証)を持っていました。
指導員資格更新のための講習では、これまで発生した過去の事故例を紹介します。
紹介後、受講者全員で、安全対策で何が問題であったのか討論します。そして、今後の安全対策に活かします。
ここで質問です。
(1)監視員スタッフの中で、水泳指導員の資格、あるいは、日赤の水上安全法の受講者、いらっしゃいますか?
(2)監視員スタッフの中で、たとえば、八戸市南部温水プールを視察した方、いらっしゃいますか?
(3)閉館後、貸したロッカーの鍵が全部返却されているか確認していますか?
(4)閉館後、靴棚を確認していますか?
残っていれば、利用者が、まだ、いると言うことです。監視員の靴は、利用者の多い靴棚に置かず、離れたとこ
ろに置く方が確認しやすいです。
気づいて改善してほしい安全対策
(1)常に、プールサイドに監視員を配置してください。
できれば監視台を置いて高い位置から監視する。
監視台がなければ、常時、プールサイドを回って監視する。
低い位置で椅子に座って監視した場合、離れたところの溺れている人の発見が遅れます。離れた位置からでは、
プールの底に沈んでいる溺死者は見えません。
※他のプールで上記のことを要望したら人員不足でやれない主旨の回答をしたところがありました。このよう
な安易な回答は、事故が発生した場合、大きな責任問題になります。
プールでの事故は、想定外の事故が多いです。
繰り返しになりますが、これまで事故がなかったからこれからも起きないでなく、事故は起きるかもしれないと
いう観点で安全対策を取ってもらいたいです。
町の回答
【回答】社会教育・体育課
10月6日に投稿された町民の声に回答いたします。
このたびは、町民の声にておいらせ町民プールの安全対策について、ご意見とご提言をいただきまして、
感謝とお礼を申し上げます。
今回の4点のご質問及び1点のご意見について、次のとおり回答いたします。
ご質問について
(1)監視員スタッフの中で、水泳指導員の資格、あるいは、日赤の水上安全法の受講者、いらっしゃいますか?
町回答:水泳指導員の資格保持者はおりませんが、令和4年6月に日本赤十字社青森県支部水上安全法奉仕団委
員長を講師とした講習会への受講者がおります。
(2)監視員スタッフの中で、たとえば、八戸市南部温水プールを視察した方、いらっしゃいますか?
町回答:各市町村所有のプールを正規視察はしておりません。
(3)閉館後、貸したロッカーの鍵が全部返却されているか確認していますか?
町回答:各時間帯(午前の部、午後の部、夜間の部)終了後及び閉館後に返却漏れが無いようにスタッフ二人体制
で確認しております。
(4)閉館後、靴棚を確認していますか?
町回答:靴棚での利用者確認はしておらず、当プール浴槽内及び全部屋の確認を指示しております。
また、ご指摘のありました監視員の靴棚利用については、今後、利用頻度が少ない棚へ置くように指示を行います。
気づいて改善してほしい安全対策について
(1)常に、プールサイドに監視員を配置してください。できれば監視台を置いて高い位置から監視する。監視台が
なければ、常時、プールサイドを回って監視する。低い位置で椅子に座って監視した場合、離れたところの溺れて
いる人の発見が遅れます。離れた位置からでは、プールの底に沈んでいる溺死者は見えません。
町回答:監視員の体制については、利用者が多くなる夏休み期間中は4人体制(最低プール内に2人配置)、それ以外
は2人体制(最低プール内に1人配置)としております。また、小学校2年生以下の利用者については保護者を必ず同
伴させております。
なお、ご指摘のとおり、当プールには監視台が無いため、プールサイドを巡回するようスタッフに指示しております。
プール内の事故は、直接命に関わるケースが多いため、常駐スタッフに対し、過去に起きた事例などを提示し、安全対
策を怠らないよう指示しておりましたが、今後は更なる徹底を図ってまいります。
貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。