流産や死産を経験された方へ
大切なお子さまを亡くされた気持ちは計り知れず、時には自分を責めてしまったり、周りの言葉に心が痛むこともあるかと思います。
つらいお気持ちを抱え込まず、「気持ちを聞いてほしい」「相談できる場所を教えてほしい」と感じた時は、保健師にご相談ください。
利用できる事業や制度、手続き等についてご案内いたします。
相談できる場所
おいらせ町役場 子育て支援課
住所 青森県上北郡おいらせ町中下田135-2
平日 8時30分から17時00分
電話 0178-56-4701
保健師がお話を伺います。ご自身のタイミングでお電話ください。
不妊専門相談センター
青森県では不妊専門相談センターを開設し、不妊症や不育症に関するお悩みに対して、専門の医師がお答えする無料の相談(面接相談・web相談)を行っています。
利用できる事業
産後ケア事業
おいらせ町では、産後の心と身体のケアやサポートを目的に「産後ケア事業」を実施しています。流産・死産をされた方もご利用いただけます。詳しくは、おいらせ町役場子育て支援課(☎0178-56-4701)へご相談ください。
青森県不妊治療費助成事業
青森県では、不妊治療に必要な治療費に係る経済的負担を軽減するため、青森県内の夫婦等の公的医療保険が適用される生殖補助医療に係る自己負担額を助成しています。
青森県不育症検査費用助成事業
妊娠はするものの、2回以上の流産や死産を繰り返すことを不育症といいます。
青森県では現在研究段階にある検査のうち、保険適応を見据え先進医療として実施されるものを対象に、検査の費用を一部助成しています。
手続きや給付金
妊婦のための支援給付金
流産・死産・人工妊娠中絶を経験された方は、妊婦のための支援給付金の対象となります。
「妊婦のための支援給付金」ホームページ
死産届
流産または死産された時期が妊娠12週以降の方は、死産届が必要です。おいらせ町に届け出をされる場合は、町民課に届け出ください。
出産育児一時金
流産または死産された時期が妊娠12週以降の方は、支給対象になります。ご加入の健康保険組合にご確認ください。
お子さまを亡くされた方の支援を行っている団体
お空の天使パパ&ママの会(W.A.I.S)
妊娠初期から周産期、新生児期にお子さんを亡くされた方を対象とした悲嘆(グリーフ)のケア・サポートの活動を行っている団体。
【問合せ】お空の天使パパ&ママの会(W.A.I.S)ホームページ<外部リンク>
流産・死産経験者で作るポコズママの会
流産・死産(人工死産)・子宮外妊娠・胞状奇胎・新生児死などの理由により、小さなお子さまを亡くされたご家族同士の相互支援を目的として活動している非営利任意団体。
【問合せ】流産・死産経験者で作るポコズママの会ホームページ<外部リンク>
利用できる制度
働く女性が流産・死産した場合には、産後休業や母性健康措置の対象となる場合があります。
こども家庭庁 流産・死産等を経験された方へ<外部リンク>では、相談窓口や制度、社会保険関係等の情報が掲載されています。
産後休業
対象者:妊娠4か月以降に流産・死産した女性労働者。
内容:事業主は、原則8週間、当該労働者を就業させてはなりません。
(本人が請求し、医師が支障がないと認めた業務に就く場合には6週間でも可)
母性健康管理措置
対象者:流産・死産後1年以内の女性労働者。(妊娠の週数は問いません。)
内容:医師等から出血や下腹部等への対応として一定期間の休業等の指導が出されることがあります。事業主は、女性労働者が健康診査等を受けるための時間の確保や、医師等からの指導事項を守ることができるようにすることが義務づけられています。出産した場合だけに限らず、流産・死産後1年以内の女性労働者についても同様です。

