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印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月6日更新

町民から寄せられた声

鮭(2013年11月17日)

本日、鮭まつりに参加させて頂きました。
鮭まつりを開催しているのに、川を命がけで遡上している鮭の遡上を、何故阻むのですか?
何故、鮭が自然に遡上出来る様に河川の整備をしないのですか?

町からのご返答

この度は、「日本一のおいらせ鮭まつり」にご来場くださり、ありがとうございました。
ご意見のありました鮭の遡上阻害についてお答えいたします。
“奥入瀬川”は古くから鮭の遡上する河川として知られておりますが、遡上する鮭が減少したことにより安定した漁業資源確保のために人工ふ化放流事業が明治35年に始まりました。
この事業は、鮭を人工的に捕獲・採卵をして数センチの稚魚に育て川に放流するもので、放流した鮭の稚魚は2~3年で成長し母なる“奥入瀬川”に戻ってきます。(戻ってくることを回帰と言います)
この取り組みにより回帰率の向上や回帰親魚数が増加し、鮭の安定した捕獲が可能となります。
河川が自然に遡上できないような構造になっているのは、人工ふ化放流事業に必要な鮭を捕獲するためであることをご理解ください。
また、町では“奥入瀬川”に遡上してくる鮭を地域資源として活用するため、「鮭を近くで見て、直接触れ、実際に味わい、身近に感じてもらうこと」を目的に昭和60年に鮭まつりを開催して、今年度で通算28回目となりました。
「日本一のおいらせ鮭まつり」の趣旨を、誤解の無いように広く発信していくことが重要と考えていますので、今後ともお気付きの点がございましたらお知らせください。
(商工観光課)


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