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今後のための提案-医学生の視点から-

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月27日更新

町民から寄せられた声

今後のための提案-医学生の視点から-(2016年12月10日)

ダメもとですが、将来僕が医師としておいらせ町に帰るときに少しでもおいらせ町が良い状態であってほしいと思うので、提案させていただくことにいたしました。

現在弘前大学でCenter Of Innovation(COI)という企画を行っていることをご存知でしょうか?
これは医療やスポーツなど、住民や医療従事者のニーズをもとに産業づくりや経済活性化を狙って産学官連携で作り上げていく「地域創生」の企画です。

その中で実際に青森県では弘前大学の「いわきプロジェクト」、八戸市民病院の「移動式緊急処置室」や東通村の「ヘルスプロモーションカー」などの医療の企画や、黒石市での内視鏡製造工場などなど、新たな産業を作り、職場の充実と産業および経済の活性化を狙った取り組みが始まっています。

これに乗っかることで少しおいらせ町の活性化につながるのではないかと考え、提案させていただきたいと思いました。

僕が考える案では、百石高校とコラボして特産品となるメニューを作っているのを知っていますので「タニタ食堂」に対抗した健康食堂や、今はあまり調子は良くないかもしれませんがサケがとれることを利用した「プロテオグリカン生産プラント」など、考えてみると参加できそうな企画は作れると思います。

おいらせ町に帰り、英雄になることを夢にしているのに全くお役に立てていないことがもどかしくて、メールの形ででもお役に立ちたいと思って投稿しました。将来戻ることを誓った医学生からでした。長文ですみません。

町の回答

【回答】企画財政課

町民の声へ投稿いただきありがとうございます。また、故郷に対する熱い想いを感じ、嬉しく思うとともに敬意を表します。

おいらせ町では、健康長寿青森県一を目指して健康活動へのポイント付与制度や健診料助成制度など健康で安心して暮らせる地域社会を実現するため、弘前大学とも連携しながら各種施策を展開しております。

また、百石高校と連携して、昨年は町特産野菜を使用した「おいらせ野菜十種健康カレー」の開発や、今年の9月からは、地域の皆さまのご協力により「高校生レストラン」が開店しており、地域を担う人材育成と、将来に対する夢や希望と郷土愛の醸成に努めております。

さて、ご提案いただきました「健康食堂」や「プロテオグリカンを活用した産業づくり」には可能性があるものと考えますが、大きな投資や労力を要し、リスクを背負うことから、企業、学校、町民、議会など関係者に理解していただくまでには多くの課題もあるのではないかと考えます。

こういった事業を成功させるには、貴方のような強い想いや柔軟な発想を持った人の存在が不可欠だと思います。

町を持続的に発展させ、夢と希望が持てるふるさとにしていきたいと考えておりますので、近い将来、故郷に戻って医療分野に留まらず、一緒に町を盛り上げていただければ幸いです。お待ちしております。

【問い合わせ先】企画財政課(電話番号0178-56-4273)


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