学童保育について
町民から寄せられた声
学童保育について(2015年5月26日)
学童保育に、休日の保育も検討して頂けないでしょうか。
保育園の時は休日保育を利用し、安心して仕事をする事が可能でしたが、小学生に上がった途端、休日の預ける場所がないと、仕事を続ける事ができません。
現在は何とか親の力を借りたりしながら、休日を乗り越えていますが、親などが見てくれる状況ではない時もあります。小学生の低学年を一人で家に置くのが心配だから、放課後も児童クラブを利用しているのです。ましてや休日は、朝から晩まで小学生1人を家に置くわけにはいきません。
いろんな、仕事があり、日曜日や祝日が休みでない人、親の力を借りられない人だっているはずです。
検討して頂けたらと思います。
町の回答
小学校に進級されたお子様の休日保育にお困りでいらっしゃる様子をお察しし、心苦しく感じております。
仕事と家庭を両立している親御さんが、未就学時と小学校就学時の保育と教育制度の違いにより、直面する社会問題は、おいらせ町に限らず、全国的な課題となっています。
こうした課題を受けて、国では、就労先の事業所には子育てを支援するような雇用や勤務体制等の見直しを求めています。また、保護者には未就学時の6年間のうちに、今後の保育事情や働き方等を含めた仕事と家庭の両立の環境の見直しを求めています。さらに、国をはじめとする各自治体にはこれらを支援し、働きかけるよう、その方針が示されています。
国の考えに基づき、町では、放課後児童対策として、すべての小学校区での学童保育(放課後児童クラブ)や放課後子ども教室を原則無料で実施しており、平日の運営時間を17時から18時まで延長し、併せて土曜日の実施を行ってきました。
このたび、ご要望のありました休日保育や、平日の更なる運用時間延長を実施するには、人員の確保と運営経費が平日以上にかかるため、検討はしておりますが、現在のところ実施には至っておりません。
代わりに、町では八戸定住自立圏(八戸市とおいらせ町を含む周辺7町村)の事業の1つとして「八戸市ファミリーサポートセンター」(Tel 0178-71-2750)を運営しております。また、町内の保育園(いちょう学園:Tel 0178-52-6601)などでも、休日の学童保育を自主事業で実施しているところがあります。いずれも有料のサービスではありますが、利用を検討するなど、一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
限られた財源をもとに行政サービスを提供しておりますので、ご期待にそえず申し訳ありませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。
このたびは、町民の声へ投稿いただきありがとうございました。
(町民課子育て支援室)