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令和7年度高齢者肺炎球菌ワクチン定期予防接種費用一部助成について

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月1日更新

高齢者肺炎球菌ワクチン定期予防接種

平成26年10月1日より、高齢者を対象とした肺炎球菌の予防接種が予防接種法に基づく定期予防接種に位置づけられました。町では、高齢者の肺炎球菌が原因となる肺炎の発病、重症化及び蔓延を予防することを目的に、接種を希望する方に対して接種費用を一部助成いたします。

なお、この予防接種は接種を義務付けるものではなく、本人の意思に基づき接種するものであり、予防接種の効果や副反応をよく理解したうえで接種をご検討ください。

対象者

接種当日においらせ町に住所があり、下記1または2に該当する者

  1. 65歳の者
  2. 60歳以上65歳未満の者であって、心臓、腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者(身体障害者手帳1級相当)

※予防接種法の規定により、過去に肺炎球菌予防接種(23価)を受けたことがある人は、定期接種の対象外です。

接種期間

対象者1:65歳の誕生日前日から66歳の誕生日前日まで(65歳の誕生日を迎える月初に予診票を送付します。)

対象者2:令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

接種方法

接種を受ける際には、予診票と本人確認書類(マイナンバーカード、保険証、運転免許証など)、接種料金を医療機関へお持ちください。

対象ワクチン:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(皮下または筋肉内、0.5ⅿL、1回)

接種料金

自己負担額:1,600円(指定医療機関で接種した場合)
※年度をまたぐ場合は自己負担額が変更になる場合があります。

ただし、次に該当する人は、自己負担額が無料になります。

  1. 生活保護法による保護を受けている人→「医療受給証」を医療機関へ提示してください。
  2. 住民税非課税世帯→事前に「無料接種証明書」の交付申請を行い、接種当日にお持ちください。
    無料証明書交付場所:本庁舎(健康保険課)、分庁舎(町民課分室)、北部出張所
    申請時の持ち物:予診票、本人確認書類(マイナンバーカード、保険証、運転免許証など)

接種場所

指定医療機関

指定医療機関一覧
指定医療機関名 電話番号 診療曜日等 備考
おいらせ病院 0178-52-3111

月~金 (午前中)
(火・水の午後は休診)

要予約
石田温泉病院 0178-52-3611 月~土 診療時間内

要予約(希望日の3日前に)

下田診療所 0178-56-3116

月~金
9時00分~11時00分、14時00分~16時00分

要予約
こんの医院 0178-56-8066 火、水、金、土、日 要予約
青い森こども
アレルギークリニック
0176-58-7400

月、火、水、金
8時45分~12時15分、14時00分~17時45分
(木、土8時45分~12時45分)

要予約

特別な事情が無い限り、上記の町内指定医療機関での接種をお願いいたします。重篤な基礎疾患を有する方は、かかりつけ医での接種をおすすめします。

指定医療機関以外で接種を希望される場合

接種費用は一旦全額支払い、接種後に、おいらせ町役場(本庁舎)健康保険課で助成金の申請をしてください。6,300円を上限(生活保護世帯及び住民税非課税世帯の方は、上限7,900円)として助成します。

持ち物:印鑑、振込先の通帳、領収書、接種済証など
申請期限:接種日から6か月以内(厳守)

高齢者肺炎球菌の予防接種について

肺炎球菌感染症の概要

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

ワクチンの効果

肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。この23種類の血清型は成人の侵襲性肺炎球菌感染症(※)の原因の約4-5割を占めるという研究結果があります。「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」はこの23種類の血清型の侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。
※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

ワクチンの安全性

稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。その他、以下のような副反応の報告があります。

副反応一覧
報告頻度 5%以上 1~5% 1%未満 頻度不明  注)
全身症状   倦怠感、違和感、悪寒、発熱 ほてり 無力症
筋・骨格系   筋肉痛

 

関節痛、関節炎CK(CPK)上昇
注射部位 疼痛、熱感、腫脹、発赤 硬結 掻痒感 可動性の低下
精神神経系   頭痛   感覚異常、熱性痙攣、浮動性めまい
呼吸医     咽頭炎、鼻炎  
消火器     悪心 嘔吐、食欲減退
血液       リンパ節症・リンパ節炎、白血球数増加
皮膚     皮疹 蕁麻疹、多形紅斑
その他   ALT(GPT)上昇 腋窩痛 血清病、CPR上昇

注)自発報告あるいは海外において認められている
※新製剤および旧製剤で認められた副反応を記載

接種を受けられない方

(1)明らかに発熱のある人
(2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
(3)過去に「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌ワクチン)を接種したことがある人
(4)高齢者用肺炎球菌の予防接種によって、アナフィラキシー(通常接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応)を起こしたことがある人
(5)その他、医師が不適当な状態と判断した場合
※上の(1)~(3)にあてはまらなくても医師が接種不適当と判断した時は接種できません。

接種に注意が必要な方

(1)心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患がある人
(2)予防接種を受けた後2日以内に発熱、発疹、じんましんなどのアレルギーを疑う異常が見られた人
(3)薬の投与または食事で皮膚に発疹が出る等、体に異常をきたしたことのある人
(4)今までにけいれんを起こしたことがある人
(5)過去に本人や近親者で、検査によって免疫状態の異常を指摘されたことのある人

接種を受けた後の注意点

(1)予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。
(2)入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすることはやめましょう。
(3)接種当日はいつも通りの生活をしてもかまいませんが、激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。

長期疾病等により定期接種を受けられなかった場合の特例

高齢者の肺炎球菌定期接種対象年齢において、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかったこと等によりやむを得ず接種機会を逃した方は、接種可能となった日から1年以内は長期療養特例として定期接種を受けることができます。特例に該当するか否かについては、医学的な判断が必要が必要となります。また、災害やワクチンの大幅な供給不足その他これに類する事由が発生した場合で、やむを得ず定期接種を受けることができなかった場合に限り「特別の事情」として認められることがあります。
詳細については、健康保険課までお問い合わせください。

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