おいらせ阿光坊古墳館
「おいらせ阿光坊古墳館」
「おいらせ阿光坊古墳館」は、国史跡「阿光坊古墳群」のガイダンス施設としてオープンしました。阿光坊古墳群からの出土品等を展示しているほか、定期的な季節展示、勾玉づくりや土器づくりの体験学習も行っております。2階には休憩スペースを兼ねた歴史展示室もあります。
さらに2階では、窓から東北新幹線はやぶさが走行する姿を眺めることができ、コーヒーのセルフ販売も行っております。
展示室以外は入館無料の施設ですので、お気軽にお立ち寄りください。
おいらせ阿光坊古墳館 利用案内
住所 | 〒039-2165 青森県上北郡おいらせ町阿光坊107-4 |
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開館時間 | 9時00分から17時00分(入館は16時30分まで) |
展示室観覧料 | 一般210円、高校・大学生100円、小・中学生50円 |
(団体15名以上) | 一般160円、高校・大学生70円、小・中学生30円 |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)、年末年始 |
電話 | 0178-20-0405 |
ファクス | 0178-20-0465 |
その他 |
おいらせ阿光坊古墳館は入館無料、展示室観覧のみ有料です。 |
国史跡「阿光坊古墳群」
7世紀前半から9世紀末までおよそ300年にわたり造られてきた阿光坊古墳群は、今日でも60基以上の古墳が観察できる大規模な古墳群で「末期古墳」と呼ばれています。
古墳時代の終わりごろ(7世紀初め)から平安時代(9世紀おわり)まで造られ続け、現在までに125基が確認されています。
古墳群は当時この地域に暮らしていたと考えられる蝦夷(エミシ)のリーダーたちの墓と考えられています。
出土品の一部を紹介します
おいらせ阿光坊古墳館では、古墳群からの出土品を多数展示しています。その出土品の中から、一部を紹介します。
勾玉(まがたま)
胎児のような独特な形をした玉で、縄文時代からこの末期古墳の時代まで、古代人に愛された玉です。
矢(や)
ものすごいかえりのついた矢尻です。
ささったら抜けるものではありません。武器なのか、狩猟用なのか?
須恵器(すえき)
登り窯で焼かれた須恵器と呼ばれるものです。
自然釉(しぜんゆう)がかかった美しい瓶です。